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延坪島砲撃事件

韓国で起きた2010年最大のニュース・事件といえば、11月23日の午後2時過ぎに起きた隣国の北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃以外にはありません。

被害国である韓国はもちろん、日本や中国などのアジア、さらにはロシア、アメリカなど世界各国へ大きな衝撃と影響を及ぼしました。

北朝鮮からの攻撃を受けた韓国軍はすぐさま反撃を開始すると、その後も両国の応酬はしばらく続き、結果的に韓国軍の兵士2名と、砲撃を受けた延坪島に住む、一般人2名の計4名が死亡する事態となりました。

突然ともいえる北朝鮮の攻撃ですが、色々な伏線も考えられていて、軍事境界線上の近海となる黄海での韓国軍の演習や、金正日(キム・ジョンウィル)の後継者となる、金正日の3男、金 正恩(キム・ジョンウン)の指示による攻撃の可能性も示唆されています。

攻撃から数日後には韓国軍とアメリカ軍による合同軍事演習が行われ、それに対して北朝鮮も挑発的な声明を発表するなど、延坪島砲撃事件を境にして、朝鮮半島は一気に戦争の一歩手前ともいえる、非常に緊迫した状態に突入しました。

韓国の首都・ソウルから北朝鮮との国境までは僅か50キロ程度の距離しかなく、何時くるかも分からない北朝鮮の攻撃に対する不安な日々を思う市民もたいへん多く、あらためて北朝鮮という国が、常識が通用しない非常に危険な国家ということを、世界中が再認識した事件といえそうです。

同盟国ともいえる中国、さらにはロシアも今回の事件に関しては非難の声明を出しており、ますます北朝鮮の孤立に拍車が掛かったといえる今回の事件。

しかし、この孤立が北朝鮮をさらに危険な国家へと進ませてしまう懸念材料になっていることも事実です。

いずれにしても、朝鮮半島が俄かに緊張を帯びてきたことは間違いないでしょう。

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