フランスの自動車メーカーであるルノーの経営陣が電気自動車関連技術を社外へ漏洩したとされる「ルノー社スパイ事件」で、韓国のLG化学が有する二次電池技術が持ち出しされた可能性があるという報道が海外で相次いでいます。
ブルームバック通信によれば、LG化学と日本の自動車メーカー・日産が共同開発した「エンジンパワーパック」に関する技術がルノーの経営陣によって機密流出されたとしています。いまのところ日産とLG化学は特に目立った動きをみせてはいませんが、ルノーでは、ミッシェル・バルタザール副社長など、幹部社員3人を職務停止処分(告訴)にしており、技術情報流出の可能性は極めて高いと推測されます。
メディアの一部は、中国企業への情報流出を疑っている様子ですが中国側は否定的で、フランスも慎重な姿勢をみせています。事件の詳細は司法に委ねられることとなりましたが、ルノーのナンバー2による今回の事件は、今後国内外に大きな波紋を呼ぶことになりそうです。